日本では糖尿病の患者さんの数は2016年で1000万人です。

糖尿病と診断されない糖代謝異常(血糖スパイクを起こしている人)は
かなりの数になるでしょう。

気分の浮き沈みやイライラ、不安感をや焦りを少しでも感じるのであれば
血糖調節がうまくいってないと考えるのがいいと思います。

病気でない場合でも血糖スパイクが起こると気分に影響が出てきます。
ここで精神科に行ったりすると本当の精神病になってしまう可能性が高いからです。

朝食を抜くと日中の血糖調節が難しくなる

 

血糖値を上げるホルモンは5種類あります。

グルカゴン
ACTH
コルチソール
アドレナリン
成長ホルモン

低血糖になった時には   ACTH

コルチゾール

アドレナリン

成長ホルモン(出ない人もいる)

グルカゴン

というようにホルモンが作用します。
最後まで出ているグルカゴンが次の食事(昼食)をとった時にまだ作用している為
食後高血糖になります。

高血糖になればそれを抑えようと大量のインシュリンで低血糖を起こし、
血糖スパイクを繰り返してしまいます。

この食後高血糖がアルデヒドスパークを起こしAGE(糖化最終産物)を増やし細胞や核、インシュリンなどのホルモンの糖化を促進して細胞の機能低下や機能不全を招きます。

ダイエットや夜間低血糖で朝食を抜いたり、
AGEの多い高タンパク、高脂肪食を多くとっていると
インスリン抵抗性をあげて糖化ストレスをを惹起します。

糖化ストレスが強い状態とは
カロリー過剰・糖尿病・脂肪肝・脂質代謝異常・アルコール依存症・慢性腎臓病です。

脂肪肝の判断はAST>ALTで判断できました。

アルコールの飲みすぎだけでなく甘いものを多く食べていると
脂肪肝になる理由は糖化ストレスによるものと説明がつきます。

糖化ストレスが多いといずれ起こりうる病気としては
動脈硬化・骨粗鬆症・認知症・シミ・しわ・白内障・性機能低下など

多岐にわたる病気です。

糖代謝はうまくいかない人は朝食は抜かない方がいいですね。

糖代謝がうまくいっている場合は朝食を抜いても問題なく過ごせるのでしょう。

糖尿病は筋の代謝疾患!

インシュリンが余ったグルコースを保管しておくのは筋肉です。

血中のグルコースを筋肉内に取り込む時ひGLUT4が働きます。

このGLUT4は筋の収縮がないと作られません。
運動しないと作られないのです。

となるといつまでたっても血中にグルコースがウロウロしているのです。

そうは言っても高齢になるとなかなか運動もできません。
が、座っているときに足を動かすなどちょっとしたことでも違ってきます。

今まで運動していなかった高齢者が運動を始めることで(激しい運動は不可)
DHEAの分泌を促すことができるようです。

DHEAとはテストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンの前駆体です。

筋肉量の改善にDHEAが効果があると言われています。

筋肉量を増やすには運動(高齢者は軽い運動でOK)が効果があるということです。

消化能力の低下が問題

1日3食で血糖値を維持するのは難しいものです。

特に高齢者では胃酸抑制剤を飲んでいる人が大勢います。

するとタンパク質の分解に影響も出ますし
タンパク不足になると消化酵素も作れません。

3食に決めてしまうとその間は糖新生でエネルギーを補充しなくてはなりません。
糖尿病は糖新生もうまくできない場合が多いので食事の間に電池切れの状態になります。

また食事の間の時間が長いため途中で低血糖を起こしてしまいかねません。
お腹が空いた状態で食事をとるとたくさん食べてしまい血糖スパイクを起こしやすくなります。

糖尿病の患者さんも副腎疲労の患者さんも食べ方による血糖コントロールで
エネルギー切れを防ぐことも可能です。

血糖値の乱高下を起こさないようにすれば糖化ストレスも防ぎ
血糖値変動による気分の変化も落ち着いてきます。

血糖値スパイクを防ぎ、血糖コントロールを良好にする為に
1日5食にしてもいいと思います。
ただし1日の総量は変えません。

お腹が空いてからでは血糖スパイクを起こしてしまうので
お腹が空く前に幼児のように食事を入れます。

そうすれば低血糖によるグルカゴンの暴走を防ぐことも可能になります。

血糖値の動きと食事の関係を見るのに役立つ【リブレ】という血糖測定器があります。

2週間使えるので、何をどう食べれば血糖スパイクを防げるのか
わかりやすいアイテムです。

こういうものを使って自分の体の調子を調べて行くのもいい方法です。

食事の間の補食としてナッツ類を勧められることもありますが
食塩使用のナッツは食欲を増大させてしまうので食べすぎてしまいます。
タンパク質の消化がうまくいかない時にはエネルギー源としては使いにくいです。

多糖類の炭水化物(お芋とか)を少しずつとる方が血糖値安定します。

その場合には絶対お腹が空く前に食べること!
お腹が空いてからでは一気に食べてしまいがちです。

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