今日はホテルのフルコースをいただいてきました。

糖尿病の患者さんでも安心して食べられるデザート付きのコースです。

管理栄養士監修だそうですが、やはりとても残念な内容でした…
とても美味しかっんですけど…

糖尿病食はカロリーしか考えていない

今回のお料理について料理長が詳しく解説してくださいました。

管理栄養士監修で総カロリーを700Kcalに押さえたこと!

それを和食ではなく洋食でできたこと!

カロリー自体は少なく押さえられていますが、糖尿病が炎症で起こっていることを
まったく無視している献立にみえました。

病院での栄養指導もカロリーをメインに指導されます。
糖質の量も問題です。

糖質の種類についてはあまり問題にされません。

グルテンを含むものは腸の免疫機能を衰えさせる危険性が大きいです。
すると消化吸収に影響が出て、慢性的な炎症(特に腸)が続くことが考えられます。

糖質過多の食事指導(糖尿病ではエネルギーの60%程度を糖質から取ろうとしてます)では糖質をエネルギーに変える時に必要になるビタミン類が
相対的に不足になりやすいことをまったく考えていません。

食事でよくならないのには
カロリー中心の考え方と食べ物の代謝に必要な栄養素の摂取について
まったく考慮されていないことが原因だと考えられます。

どこが問題?

とても美味しそうなサラダが出てきました!

酸味が強くこれは胃酸の働きを助けるのでいいなぁと思ってましたが、
ドレッシングはノンオイルです。

カロリーを抑えるためにはノンオイルですが
せっかくなので炎症をおさえる方に働くω3のオイルを使って欲しいところです。

ω3の油は熱に弱いのでドレッシングなどの熱を加えない料理に向いています。
ここは是非使って欲しいところでした。

コンソメスープは野菜がたくさん入っていましたのでかみごたえもあり
噛むことで消化の手助けにもなるので良かったと思います。

ポテトサラダのもありました。
ここで問題なのはマヨネーズです。

マヨネーズの油は基本的に炎症を起こす油から作られています。
糖尿病は炎症が起こっていますのでそれを助長するものは使って欲しくありません。

最大の問題はパンとバターでしょう。

以前トウモロコシの粉からできたパンを食べたことがありました。
香ばしくて美味しかったです。

米粉のパンもありますし、グルテンの入ったパンは良くありません。

腸の環境を悪くし、炎症を生み出します。

カゼイン、グルテンフリーは必須!?

糖尿病に限らずカゼインとグルテンはやめた方が安心です。

京都は日本でも1、2を争うくらいパン屋さんがたくさんある街です。

栄養療法で一番最初にするべきことは、何を入れないか!

良いものを入れるのではなくて、代謝や解毒を邪魔するものを入れないことが大切です。

ですから一番はじめにすることは腸の炎症の元であるカゼイン、グルテンを入れないことになります。

カゼイン・グルテンは中毒性が大きいので、やめるとなると抵抗する患者さんが多くいます。

ここで出てくるのが、低糖質のパンなどですが、

問題は糖質量ではなくて、小麦のグルテンです。

ですので、いくら低糖質でカロリーも少なくてもグルテンが腸の免疫力を下げてしまうのて、まったく意味がありません。

糖尿病は膵臓の病気で、腸とは関係ないと考えられるかもしれませんが、

腸はとても大切な臓器です。

栄養の消化吸収、代謝、解毒に関わる必須物質を取り込んでいます。

ここが破綻すれば、いくら体にいいと言われる食事をとったところで、吸収されずに通り過ぎていくだけです。

乳製品に含まれるカゼインも同じことがいえます。

まずはグルテン・カゼインフリーにして、その間に腸の粘膜修復を助けてあげる(ここでサプリを使うと回復が早くなります)ことが必須!

でないとやめるだけでは自然に回復するまで、とても気の長くなる話しになります。

アレルギーの除去食では粘膜回復の手助けはしないので、一生除去食を続けることになるのが問題です。

糖尿病だけでなく、いろんな疾患の最初にみるべき臓器は腸です!

腸の機能をあげてあげることで、ひとの体の大切な機能を整える第一歩となります。

食事療法で何が大切か?

糖尿病になる原因の一つに亜鉛不足があります。

亜鉛とは牡蠣に多く含まれることで有名です。

だからといってそうそう取れるものでもないですし、そもそも胃酸などの消化酵素が少ない場合には、亜鉛を食事から吸収することは困難です。

まして、胃酸抑制剤やコレステロール抑制剤を飲んでいれば亜鉛の吸収はさらに難しくなります。

こんなふうに食材から亜鉛一つ摂取するだけでも、消化酵素の分泌や飲んでいる薬の影響を受けてしまい、まともに取れないのが現状です。

病院の食事指導は食材だけを考えて、患者さんの消化吸収能力については完璧であることが大前提で指導されています。

まずは吸収しやすい様に食事を考えてあげる。
鉄や亜鉛が吸収されるためにはPHが大切!

ならば食事に酸味のきついレモン水や、お酢、梅干しなどを取り入れるなどの
工夫が必要です。

タンパク不足であればすでに消化された形であるアミノ酸をとるなど
工夫が必要です。

闇雲にカロリーだけを管理してもどうしようもありません。

また、糖質制限を強くしすぎると今度はエネルギーを作る大切な回路をストップさせてしまう
場合もあります。

糖質由来の物質がないとTCA回路がうまく回らないことがあるからです。

極端な食事法には問題があります。

その人にあったいいとこ取りの食事法を見つけることが大切です。
それを手助けするために栄養療法を勉強している人のアドバイスは必要だと思います。

栄養の消化吸収、代謝、解毒 すべてを考えた上での食事療法が超尿病だけでなく
多くの疾患を改善する重要な治療法になっていると思います。

 

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