高血圧の診断基準が改正されたにもかかわらず、飲んでいる患者さんは年々増える傾向にあります。

血圧を下げる意味は脳出血などの予防のほか心臓、脳、腎臓を守る意味でも大切なことと言われていますが、ほんとうにその薬は必要がどうかは血圧以外の体の様子を全体的にみないとなんとも言えません。

血圧の薬の中には腸絨毛をズタズタにするものがあります。

こそっと出た注意喚起!

薬剤師会が毎月発行している会報誌があります。

4〜5年前に掲載された記事ですが、オルメサルタンという薬を長期にわたって服用している場合、セリアック病の可能性がある

というものでした。

実際、添付文書の副作用の部分には

【重度の下痢(頻度不明注 1 ):長期投与により、体重減少 を伴う重度の下痢があらわれることがあるので、観察 を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止 し、適切な処置を行うこと。なお、生検により腸絨毛 萎縮等が認められたとの報告がある。】

との記載があります。

この記事の重大性に気がついた薬剤師はどれだけいたのでしょうか?

記事も小さなコラムだったので、見過ごした薬剤師も多かったはずです。

セリアック病がどんな病気かも分子栄養学を知らない薬剤師にはわかりません。

リーキーガットの概念もありませんから、どれだけ重大なことかわからなかったはずです。

薬の副作用や、炎症の増大、免疫力の低下など、病気を助長する引き金になることを知らない
医療関係者がほとんどです。

セリアック病ってなに?

セリアック病とは、小麦に含まれる「グルテン」と呼ばれる物質に対して、誤って免疫反応を起こしてしまうことから引き起こされる病気を指します。

インターネット上では「小児脂肪便症」、「グルテン過敏性腸症」、「グルテン不耐症」と検索されていることも多いようです。セリアック病で免疫反応が生じる結果、小腸が障害を受けてしまい栄養の吸収に支障が生じることになります。

リーキーガットはグルテンだけに反応するわけではなく、

”腸の粘膜に穴が空き、異物(菌・ウイルス・たんぱく質)が血中に漏れだす状態にある腸”のことを指します。

どちらにしても、アレルギー症状がある人(花粉症やアトピーなども)は腸粘膜が荒れて異物を取り込んでしまっている状態にあります。

結果的に異常な免疫機能が働いてしまいます。

腸絨毛の破綻は薬だけ?

腸絨毛を壊すのは薬だけではありません。

絨毛の表面は血管からもらう栄養素ではなく、腸の中にある栄養素で養われています。

腸の中の栄養素がない状態、ファスティング(断食)などで、腸絨毛はダメになってしまいます。

完全なファスティングではなくて、酵素ジュースなどを使えば栄養素が与えられるので腸絨毛を保護することもできます。

腸は免疫にとって大切な臓器!

健康を維持するめには栄養素を吸収する腸の健康をまず考える必要があります。

薬の副作用に関していえば、解毒をするためのメチレーション回路を動かすためには多数の栄養素がきちんと吸収されなければなりません。

リーキーガット症候群のように腸に炎症がある人は、粘膜を通して炎症は広がりますので
喉など他のアレルギーになる事も多いです。

薬によっても腸は傷つけられます。
食べ物でも腸を傷つけるものは多数あります。

薬の副作用を防ぐに当たっては腸の健康を優先的に考える必要はあるでしょう。

くれぐれも腸のメンテナンスはヨーグルトでしないように気を付けましょう。

 

 

お問合せ・セミナー申し込みはこちらから

おすすめの記事