朝起きることが辛い

毎日の疲れが取れない…

気分が落ち込んでいる…

ゆっくり休むことができない!

仕事や勉強を頑張りたくてもできない!

こんな時に薬局やコンビニでドリンク剤を買って一気飲み!

すると元気が出てやる気も需実してくる。

そんな経験をしたことがある人も多くいます、

これはまさしく副腎疲労を確実に進行させて、いずれは起き上がることもできなくなり、精神的にもうつ症状の様に気力もなくなり、日常生活も送れない状況を生み出すことにつながります。

ドリンク剤はなぜ元気が出るのか?

ドリンク剤の成分に秘密があります。

ドリンク剤の中に何が入っているのか表示を確認したことがありますか?
ビタミンB1(チアミン) 5mg

ビタミンB2(リボフラビン) 5mg

ビタミンB6(ピリドキシン) 5mg

ビタミンB3(ニコチン酸アミド) 20mg

タウリン  1000mg

カフェイン 50mg         1本50ml中

一般的に入っているのはこの辺りで、それ以外に女性向きに鉄を入れたり

精力アップのために生薬成分を配合したりと

特徴を出すための工夫がされています。

 

まずこの有効成分の量ですが、詳しい計算は置いといて

5mg+5mg+5mg+20mg+1000mg+50mg=1085mg

1085mg/50000mg(1本50ml=50000mg)×100=2.17

 

つまり有効成分は2%程度しかドリンク剤には含まれていません。

 

その他の成分は添加物といわれる物になります。

成分表示は含有量の多いものから順番に表示する決まりがありますので

添加物も含有量が多い順番に記載されています。

 

白糖、Dソルビトール、スクラロース、アセスルファムK、ポピドン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン、安息香酸Na

クエン酸、クエン酸Na、香料、アルコール、バニリン

 

ドリンク剤の主成分は甘味料ということになります。

 

砂糖類は血糖値を急激に上げます。

この時に元気が出た様に感じます。

 

甘味料は腸内の悪玉菌のエサとなり腸内環境を悪化させていきます。

免疫力の低下、栄養素の消化吸収能力の低下から起こる様々な症状の原因になります。

 

また、有効成分のうちカフェインが50mg含まれています。

コーヒー1杯の約半分くらいにあたります。

カフェインは中枢神経興奮作用があり、覚醒作用、強心作用、

利尿作用などがあります。

習慣性があり、カフェインを摂取しないと疲労感、集中力の欠如、抑うつ

などの症状が現れることもあります。

砂糖類とカフェインの摂取により一時的に神経を興奮させ元気になったと錯覚させているだけです。

実際にこれだけの糖質をエネルギーに変えようとすればビタミンB1も多く消費します。

ドリンク剤に入っているビタミンは体内で不足するものを補うまではいきません。

ドリンク剤の効果はとても一時的で繰り返し使用することで、

カフェインの依存性が出てきますので、飲まないと元気が出ないという悪循環にもつながります。

副腎に及ぼす影響

副腎疲労の患者さんには

まず砂糖類とカフェインをやめていただくことが普通です。

砂糖類は血糖スパイクを起こすため

メンタル症状の悪化や腸内環境の悪化を助長します。

ミネラルバランスも崩していきます。

カフェインは依存性があるのはよく知られています。

カフェインが副腎を刺激してホルモンを出させて元気な状態を保っていますが、

副腎もいつまでも元気で入れるわけではありません。

人と同じで限界はやってきます。

カフェインを継続的に入れていることで

副腎には休まる暇がありません。

ドリンク剤は少しずつ副腎を壊していく爆弾のようなものです。

ドリンク剤の代わりになるもの

 

瞬時に元気が出るドリンク剤は長い目で見ると時限爆弾のようなものです。

では、元気がない時に何が体に負担なく使えるのでしょうか?

オススメはビタミン剤が入ったアミノ酸です。

基本的に現代人は糖質過多タンパク不足の状態にあります。

糖質過多のために代謝でビタミン不足に陥ります。

タンパク質を消化する能力も衰えているため、

アミノ酸の形で摂取する方が体に負担をかけずにすみます。

ドリンク剤を買い求めて来られる患者さんには

必ずドリンク剤のデメリットをお話しします。

【体力の前借りをしているでけですよ!後々大きなツケがまわってきますが構いませんか?】

それでも目の前の効果にばかり期待をして、かえって健康を損ねていることに目をつむっているようです。

二日酔いでドリンク剤を求めてくるお客さんも少なくありません。

二日酔い予防のためにドリンク剤を買われる方もいます。

そんな時にもドリンク剤は決してオススメしてません。

飲むのであればやはりアミノ酸の一つであるシステインが入った総合ビタミン剤がオススメです。

肝臓での解毒に必要なシステインと解毒を補助する物質を作るために必要な

ビタミン剤を取っておく方がアルコールの代謝には役に立ちます。

これも同じように有効成分はごくわずかしか含まれておらず、ほとんどは添加物を飲んでいるようなものです。

ただ、アミノ酸やビタミン剤の用法用量は最低限病気にならない量となっていますので
効果を出そうとすれば栄養療法と同じで多くとる必要も出てきます。

医薬品で定められているビタミンの用法用量は最低限病気にならない必要量ですので、病気を治す量ではありません。

処方でビタミンを飲んでもなんの効果もないというのはこういった理由によります。

ドリンク剤は中に含まれるビタミンや有効成分で元気になっているわけではありません。

 

ドリンク剤のように体に負担をかけてかんばる力を引き出すものは後々いろんなドラブルの元になります。

毎朝ドリンク剤を1本飲んで仕事を始める薬剤師がいました。

とにかく目先のことで精一杯ですので、私の忠告は耳にはいりません。

いずれはドリンク剤を飲んでも動けなくなくなるか、

精神疾患のような症状が出るのかはわかりませんがなんらかの症状は現れるのも

時間の問題でしょう。

毎朝のドリンク剤より、アミノ酸・ビタミン・ミネラルの摂取でドリンク剤を必要としない体に近づくことは確かです。

受験生の子供たち用にもドリンク剤が発売されていたり、エナジードリンクも街中で配られています。

ほんの一瞬の元気のために長いこれからの人生を棒にふるような行為は
なんともおすすめできません。

 

 

 

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