知らずに飲まされている精神病薬があります。

その薬にはたくさんの適応があり、一見精神病とは無関係な症状で出されることもしばしばあります。

ですから気がつけば依存していたなんてことも起こり得ます。

その薬とはなんでしょうか?

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抗不安薬とは

抗不安薬は精神科のDr.だけでなく幅広い科の先生方が簡単に使います。ですからとても身近な薬です。

抗不安薬、ベンゾジアゼピン系の薬ははどんな適用があるのでしょうか?

  • 抗不安
  • 鎮静
  • 催眠
  • 筋弛緩
  • 健忘
  • 抗てんかん

つまり、不安感がきつい時、イライラ感が強い時、眠れない時、肩こり、緊張、震えなどに使われるのてす。

肩こりになぜ使う?

肩こりがひどくてつらいとき、痛み止めや漢方薬が使われる場合がほとんどですが、中にはこのベンゾジアゼピン系の薬が使われることがあります。

適用を思い出してみるとわかりますが、筋弛緩作用があります。

肩こりは筋の緊張といわれているため筋肉を緩めてあげるためにこの薬が使われるのです。

何を飲んでも治らない肩こりを持っている場合、精神的な不安を解消してあげるために出されることもあります。

不安感を除いて眠れるように

この薬が一番よく使われる目的は、不安感を取り去ってゆっくりと眠れるようにするためです。

睡眠薬としてもよく処方されます。効果が高いのでかなり多くのDr.が処方します。
精神科のDr.よりも内科のDr.の方が遠慮なく出されているようです。

安易に出されるので患者さんもそんなに大変な薬とは思いもしないであとで苦しんでいる場合が多いのです。

何が怖いのか?

ある精神科のDr.の講演会で聞いた事実ですが、

ベンゾジアゼピン系は”たったの3日で依存になってしまう”薬です。
そのDr.は次の診察が1週間先であっても3日分しか出さないとおっしゃてました。

依存がきついとは知っていましたが、たった3日には驚きです。
確かに一度その薬が出ると延々と続くのです。
薬を飲まなくてもよくなった人を見たことがありません。

これだけたくさん使われているのは日本だけとききました。

諸外国では2週間以上の処方は禁止されています。それ以上は処方すらしないようです。
日本では無制限に何日でも処方することができます。

依存から抜け出しにくいことをDr.すら知らないことも多いのも大きな問題です。
「つい最近までそんなに依存があるとは思わなかった。」
「効果が高いから使いやすい」
「依存はないと聞いていた」

と実際にDr.は話していました。

安易に処方されて抜け出せなくなる薬はあります。
興味本位で危険ドラッグに手を出すのとは違いますが気付かないうちにはまっていることもあります。

Dr.が出した薬だから安心とは限りません。自分で調べる努力はしたほうがいいでしょうね。

 

 

 

 

 

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