夏近くに1人の女学生が薬局にやってきました。

眠れないから精神科で睡眠薬を出してもらったようです。

これから数ヶ月の間に彼女のせいかつは変わりました。-shared-img-thumb-FCFS_negi_TP_V

その時は大学一年生でした。

初めて来た時、彼女の表情は冷たく眠れないだけでそんな表情になるとはとても思えませんでした。

もしかするとうつ病?とも考えられます。

睡眠薬の飲み方を説明しましたが、なにも話さないでかえりました。

年齢から言えば大学一年生です。あとからわかったことですが、大学に通うために一人暮らしを始めたばかりでした。

次に来た時には薬が一つ増えていました。

増え続ける薬

今度は二つの薬が処方されていました。

睡眠薬と抗うつ薬でした。

確かにうつ病のようには見受けられるのですが、ほんとうにそうなのか?疑わしい感じはしました。

食事が気になっだので聞いてみましたが、はっきりと答えてはくれません。

いきなりの一人暮らしで食事が乱れたことで、うつ病のような風に見えているだけかもしれないと考えたからです。

薬は1週間分ずつ処方されていました。

1ヶ月の間に薬は4倍に増えていました。

お母さんがやってきました。

はじめての来局から3ヶ月が経った頃彼女はお母さんと一緒にきました。

お母さんは遠くに住んでいて娘が心配になりこちらに出てきたようです。

お母さんに病状を尋ねても答えるわけはなく、食事について尋ねてもなんの関係があるの?という態度です。

あまりひつこく話しを聞いても嫌がられるだけなのでほどほどでやめました。

それからしばらくはお母さんと一緒に薬をとりにきていました。

突然の電話

あるとき突然お母さんから電話がかかってきました。

薬を飲むとずっと寝てばかりいて学校には行けない。このまま続けていても大丈夫ですか?と言った内容でした。

お母さんはDr.の言われた通りに薬を飲ませていました。時間になれば寝ていても無理やり起こしてまで飲ませていたようです。

薬のせいでおかしくなっていた事にやっと気がついたようです。

薬剤師の立場上、薬を飲まない方がいいとはいえません。あくまでも自分の娘だったらどうするかをお話ししました。

もう一度食事の心への影響をお話ししたところ今度は真剣に聞いてもらうことができました。

それから彼女とお母さんは薬局に来なくなりました。

一人暮らしをする時に一番大切なこと

彼女のその後はわかりません。

一人暮らしする時にはなにより料理を出来るようにしておけば良かったのかもしれません。

料理はできなくてもなにを食べればいいのかを知っておくだけでも違ってきます。

バランスよく食べることはわかっていてもバランスの意味までは理解していないのです。

精神科に行く前に出来ることはあったはずですが、残念なことにそれ以外の方法を知らなかっのでしょう。

こうやって病気は広がっていくのでしょう。

残念でなりません。

栄養外来では生活習慣、食生活など患者さんからじっくりとお話を伺い症状の原因がどこにあるのかを探るカウンセリングを行っています。

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