栄養外来でよく聞かれることの一つに除去食がいいのか悪いのかということがあります。

実際小児科や皮膚科では除去食は意味がないと指導されてステロイドの塗り薬やかゆみ止めの飲み薬で対処していくようです。

除去食はよくないのでしょうか?

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アレルギーの種類

食べるとすぐにかゆみや湿疹が出るIgEとゆっくりと食べてもすぐには反応せず何年もかけてゆっくり反応するIgGがあります。
IgGは遅延型アレルギーともいわれ提案す。

即時性のIgEはもちろん避けるべきです。

アレルギーを起こしているのかわからないようなIgGアレルギーは除去する必要はないといわれてます。

具体的な症状に乏しいんので避ける必要はないといわれますが、反応の出た食品を除くことで成長に影響する栄養が十分に取れないことを懸念しての考え方だと思います。

ではじわじわ起こっているアレルギーをそのまま放置しておいてもよいのでしょうか?

アレルギーを放置することで起こり得ることは?

遅延型アレルギーを起こしている食品を取ることで何が起こっているのでしょうか?

腸の炎症やリーキーガット症候群を悪化させる可能性が大きくなります。

IgG検査の結果を見ていると腸にトラブルを持った患者さんを多く見かけます。
その場合お肌のトラブルを持っていることが多く腸の状態がお肌に影響しています。

便秘でないか尋ねるとちゃんと出ていますという返事が返ってきますが、実際には2日に1回程度の排便しかないことが多いのです。

2日に1回でも便秘ではなくちゃんと排便があると考えていることに驚かせられます。

便通がいいというのは1日に2回はバナナ状のものが出ることを言います。

これでは到底腸の調子がいいとは言えません。

アレルギーを起こしている食品は常に腸を荒らすことになります。
ですから短期間だけアレルギーを起こす食品を避けてその間に腸を修復してあげることを考えればいいと思います。

腸は大切な解毒器官です。

便が出ないことには体にアレルギー物質だけでなく有害物質までため込んでしまいます。

それがお肌のトラブルをはじめ免疫力の低下につながることも考えられます。

一生アレルギーを起こす食品を避けるわけではありません。

アレルギーを起こす食品が栄養として大切なものであればずっと除去を続けると体に影響も出てきます。

ではどうすればいいのでしょうか?

除去食は一時期だけ…

除去食は一時期だけ腸の修復を助けてあげる間止めて腸が回復したらまた少ずつ食べてもいいと思います。

取る必要のない食材もあります。

除去食は体調を考えながら進めるといいと患者さんにも伝えています。

 

 

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