病気や体の不調を改善したいとき困ることが二つあります。

一つは患者さんの問題
もう一つは医療者側の問題です。

その困りごととはなんでしょうか?homeopathy-medicine-250x250 - コピー

こだわりの健康志向

栄養でなんとかしたいと思っている場合、健康に対してのこだわりが邪魔をする時があります。

「例えば朝、昼ともにほとんど食事をとらずに夜だけしか食べない。」
「ビーガンでないと困る。」
「油はダイエットに悪いのでとらない」 など

この中ではアイテムが不足しすぎて、効果を上げるためには回り道や時間と労力が何倍もかかってしまします。

改善に時間がかかることやうまく効果が表れない可能性があることを説明しますが、納得してもらえることはほとんどありません。

また納得したように見えて実はものすごく抵抗があってストレスいっぱいにで結局効果がないという場合もあります。

こうなってしまうと改善はほとんど期待できなくなります。

こだわりというものはほんとうに厄介なものです。
病気の改善には頭より体のメッセージを受け取ってもらうと良くなることが多いですね。

医療者のアイテム不足

漢方の勉強会に参加することがありますがこの中で発表されていたことがあります。

潰瘍性大腸炎の患者さんに漢方治療を試みていて最初の何か月は出血が止まらず、薬を変更して徐々に改善してきた症例でした。

その治療期間は一年以上は軽くこえています。
その間は漢方薬のみで他の治療は何もしていません。

もしこの漢方の先生が栄養指導ができたのであればもう少し早くに改善していた可能性があったかもしれません。

漢方という治療が悪いわけではありません。
事実患者さんも改善しているので効果は十分にあったわけです。

ただ改善までの患者さんの不安と期間の長さを考えると精神的にも経済的にも負担が大きかったのではないかと推測できます。

最初に出血が続いた時には患者さんの精神的ストレスは大きかったと思います。

その時に腸の炎症を軽減するための食事を指導していればもう少し早くに不安が解消されたのではないでしょうか?

医療者として一つのアイテムだけにこだわって改善指導をしていくには難しいところがあると思います。

ガン治療でも西洋医学のみで治療を進めると副作用であったり再発の危険がいつまでも続く可能性があります。
西洋医学はだけでなく違う方法を組み合わせて治癒に至った患者さんは多くいます。

医療者側にもひとつのアイテムだけにこだわって治療を進めていくのは患者さんにとってはあまりありがたいこではないように思います。

できればたくさんのアイテムを持ったうえで改善をしていきたいと感じます。

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