患者さんの不安は誰が解消するの?
先日の降圧剤の副作用の劇症肝炎はテレビでも報道されていました。
不安な患者さんからの問い合わせが相次いでいます。
そんな不安を誰が解決できるのでしょうか?
副作用の不安
相談してきた患者さんは何種類もの降圧薬を服用しています。
その中では今回ちゅういが出た劇症肝炎の副作用はないように思われました。
念のために製薬会社に確認したところ、添付文章には記載されていませんが劇症肝炎との因果関係が否定できない副作用が何件か報告あったことを教えてもらいました。
因果関係がわからないために添付文章に記載がないようです。
たまたまテレビで副作用を知った患者さんでしたが、今はこういった情報は簡単に手に入るようになりました。
ですが知ったとしても患者さんにはどうすることもできません。
副作用がいつ発症するのか?
薬は一生飲まなくてはいけない
Dr.はいったいどう考えているのか?
副作用を予防する方法はないのか?
血液検査をして体の状態を見ているだけで何の手当もしてくれない…
肝臓の数値がこのまま悪くなるのを待っているだけなのか?
たくさんの不安はありますが薬局でも病院でも何一つ解消することはできません。
患者さんのいうように副作用が出るまで薬を続けるだけです。
薬局にいる限り話せないことがある
相談してきた患者さんに言えることは
【Dr.に相談してください】
それしかありません。
それ以上のことを薬剤師がいうと処方権の侵害といわれDr.からお叱りを受けてしまいます。
本当はできることはあります。
たとえば今回の相談者の場合でしたらまずは血圧を上げている原因を探ってみることです。
ストレス
食事
嗜好品
生活習慣
その中から血圧を上げるものを除外していきます。
カフェインのとりすぎも原因の一つです。
ミネラルの不足でも影響があります。
塩分は病院で言われるほど影響がないことがあります。
まずはここから調べていく必要があります。
次にできることとして肝臓の負担を減らしてあげることです。
肝臓では代謝と解毒という大切な役割があります。
肝臓はフル回転で働いて体を支えています。
その負担を少しでも減らしてあげるように解毒が必要なものはできるだけ避ける。~添加物の多く入ったものなど
解毒を助ける食べ物をしっかり取る
肝臓をキレイにしてあげるものを入れる
いくつかの方法があります。
それでも血圧が下がらない時に薬とい選択肢があってもいいのではないかと思います。
病院や薬局では言えないですがこんな方法もあることを知ってほしいと思います。
薬の副作用を不安に思っているが薬を止めることもできない…
こんな不安を解消できるお手伝いをしています