あまり知られていないけどとっても大切な副腎!
やる気はあるのに一歩踏み出せないような気持ちの時、体が踏み出すことをためらわせているのかもしれませんよ…
人の体は命を守ることを最優先に働きます。
その一歩が命取りになるために踏み出させないように体が動いているのかもしれませんね…
副腎て知っていますか?
副腎はいったいどこにあるのでしょうか?
体に副腎という臓器があることすら知らない人も多くいます。
副腎が腎臓の上にチョコンとのっている小さな臓器です。
小さいのにとても重要な役割を果たしています。
女性は年を重ねた時にこの臓器のお世話にならないといけないので大切にしてあげてほしいところです。
副腎の役割は?
副腎は皮質(ひしつ)と髄質(ずいしつ)に分かれます。
皮質の方からはコルチゾール、アルドステロン、性ホルモン
髄質の方からはアドレナリン、ノルアドレナリン
多種のホルモンを分泌しています。
このホルモンが体の調節にとって、とても大切になります。
コルチゾールはストレスの影響を受けやすくストレスの度合いによってコルチゾールが出すぎたり、出にくくなったりします。
それによって生活習慣病である高血圧や糖尿病、女性に多い骨粗鬆症、疲れやすかったり食欲不振、うつ様症状まで幅広い症状が出ることがあります。
副腎が弱ることで副腎が原因とは思われないような症状が出ることとがあるので、もしかすると高血圧も副腎の機能が落ちていることが原因とも考えられます。
女性にとって大切な臓器?!
女性ホルモンは卵巣から分泌されています。
閉経後は卵巣からの分泌はなくなり副腎が卵巣の変わりをします。
では副腎が疲れていてホルモンが出せない状態であればどうなるのでしょうか?
とっても困りますよね…
卵巣から副腎へのホルモン分泌のバトンタッチがうまくできないと更年期障害が起こるといわれています。
副腎とはとても大切な臓器なんです。
ですが今の社会は副腎を酷使する環境にあります。
生活習慣病は食事も大きく関係していますがストレスも見逃せない原因になっています。
副腎が原因で起こる症状はストレスが多くかかって起こる症状とよく似ています。
最近では子供でも副腎が弱っていることが多いのです。
疲れやすかったり、切れやすかったり、イライラしたり、と様々な症状が出てきます。
決して性格ではなく副腎疲労であったり、副腎に負担をかける食事のせいであったりと、いろんなところに影響が出てくるのです。
こんな風に副腎陰で健康を支えてくれているとっても大切な臓器です。
なぜ病気が治らないのか?
病気とも診断されないこの調子の悪さはなに?
我慢や忍耐力がないわけではありません。
病気とは診断されなくてもからだにはしっかり異常があります。
それを心の病と勘違いしてしまうことも多いです。
そんな原因を見つけてみませんか?
栄養外来では生活習慣、食生活など患者さんからじっくりとお話を伺い症状の原因がどこにあるのかを探るカウンセリングを行っています。(有料)