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くすり・処方箋

情報のウソホント!風邪薬編

先日本屋さんをウロウロしていまして、市販薬は何を買えばいいのか!!
という情報誌を見つけました。

立ち読みしていましたが、ツッコミどころ満載でしたのでこんな偏った情報に流されないように
という思いよりブログで連載しようと思います!

風邪のひき始めに葛根湯!っていいの?

オススメ風邪薬として紹介されていたものとして

風邪のひき始め
本格的な風邪

とに分けられます。

ひき始めお薬として良く耳にするのが葛根湯です

葛根湯はちょっとおかしいかな?と思った時に服用するのがオススメと言われています。

葛根湯の成分をみていくと実際エフェドリン、甘草が入っていて副腎をバックアップして
無理やりエフェドリンで元気を出そうというものです。

甘草のグリチルリチンはステロイド骨格を持った成分で、ステロイドと似た働きをします。
エフェドリンは交感神経興奮作用を持っていますので、精神的に興奮する作用を持ち合わせています。
エフェドリンは麻薬ほどではありませんが中枢神経に影響を与えるため、
スポーツ競技ではドーピング薬の対象になっています。

葛根湯が体に優しいというイメージが浸透しているようですが、
実際にはそんなことはありません。

葛根湯以外で漢方薬配合の改源は高齢者に人気の風邪薬です。

実際の成分を見てみると

アセトアミノフェン
dl-メチルエフェドリン塩酸塩
無水カフェイン
カンゾウ末
ケイヒ末
ショウキョウ末

アセトアミノフェン→高齢者には肝障害の心配
dl-メチルエフェドリン→気管支拡張作用(効きすぎると動悸が起こったりする)
無水カフェイン→頭痛を和らげるために配合(缶コーヒー1缶分に近いカフェイン量を含んでいます)
カンゾウ末
ケイヒ末       3つの生薬の組み合わせで胃薬の働きをします。
ショウキョウ末

咳と熱には効きますが鼻水が多い患者さんには効果は期待はできません。

葛根湯は肩こり(緊張をとって体を温める)や母乳をだすために授乳婦さんに使われることもありますが、エフェドリンが入っていることを考えるとオススメできません。

インフルエンザに麻黄湯は大丈夫?

インフルエンザでは市販薬はオススメできません。

高熱なので解熱鎮痛剤を使いたいところですが、
インフルエンザでも安全と言われている解熱鎮痛剤はアセトアミノフェンだけです。

市販薬でアセトアミノフェン単体の薬はほとんどないのと、薬局によっては販売していない
場合もあります。

一時期インフルエンザの薬で異常行動が起きると言われて
小児への投与が制限されました。

その時の代替薬として麻黄湯の処方がありました。

麻黄湯は実証向きです。

実証とは比較的体力や抵抗力がある人のことをいいます。

子供は全て実証なので麻黄湯が向いているというのが小児科のDr.の見解でした。

しかし現状では実証の子供はあまり多くいません。

多くの子供は副腎疲労や栄養不良で虚証に傾いています。

ここで麻黄の成分であるエフェドリンを入れて無理に元気にするのは考えものです。

眠くなるのは風邪薬だけではない!

風邪薬は眠くなる成分が入っていることは良く知られています。

その点漢方薬は眠くならないのでいいと思われているかもしれませんが、
それは中枢神経を興奮させるエフェドリンが入っているからともいえます。

寝る前に飲んでしまうと、かえって目が冴えてしまうということもありえます。

風邪薬以外でも咳止め、痛み止めの中には眠くなる成分が入っていることが多いです。

咳止めだから、痛み止めだから大丈夫というわけにはいかないものです。

市販の睡眠導入剤はこの眠くなる副作用を利用したものです。

抗ヒスタミン薬といわれるもので、鼻水や蕁麻疹・かゆみをおさえます。

花粉症の治療では抗ヒスタミン薬がよく処方されます。

自動車の運転や危険な機械作業の仕事の場合には咳止め、痛み止め、乗り物酔いの薬は
使わないようにしないといけません。

ドリンク剤と風邪薬!セットのみは良くない?

カフェインが入ってなければドリンク剤と風邪薬を一緒に飲むほうが元気になりますよ?

と勧められたことはありませんか?

それは大きな間違いです!

ドリンク剤の成分の90%以上は糖分です。
ビタミンなどの成分は数%しか入っていません。
ドリンク剤についてはこちらをどうぞ
ドリンク剤の罠!

その糖もブドウ糖果糖液糖など遺伝子組み換えとうもろこしから作られたコーンシロップです。

このブドウ糖果糖液糖は腸のタイトジャンクションを傷つけて、免疫力と低下させます。

免疫力を上げないといけないのに反対に免疫力を下げてしまうのは困り者です。

血糖値がいきなり上がることや、風邪薬のエフェドリンやコデイン(分量によっては麻薬成分)
で一瞬元気に感じているだけです。

血糖値が下がればまた、だるさやしんどさもそれまで以上に戻ってきます。

注意が必要なのは咳止めシロップです!
液体の咳止め液は成分量が多ければ麻薬扱いとなるコデインが含まれているものもあります。
麻薬成分なので、一人1本までしか購入できなくなっています。

ドラッグストアに勤務しているときには毎日のように買いにくるお客さんもいました。

子供の風邪シロップについてもコデインが入っているためできるだけ服用しないよう
まずは小児科を受診するように指導しています。

中高生の間でコデインによる薬物乱用事件も起きているのでこのような指導がなされたようです。

ドリンク剤にはアルコールが含まれているものもあり、薬の副作用を助長することもあります。

風邪薬とドリンク剤のセットのみはお勧めできません!

風邪の水分補給に経口補水液はいいの?

発熱時、熱中症予防によく勧められる経口補水液ですが実際のところ脱水予防になっているのでしょうか?

経口補水液の主成分はミネラルではなくて砂糖類です。

沢山の糖類を取ることで代謝に必要なビタミン、ミネラルを多く消費します。
風邪をひいて免疫力が低下している上にさらに追い打ちをかけてしまいます。

詳しくはこちらのブログ

では何を飲めばいいのか?

ボーンブロスやお出汁です!
少しお塩(ミネラル豊富なお塩)を少し足して飲みやすいようにします。

アミノ酸も含まれているので食事が取れなくてもお出汁で十分栄養が取れます。

高齢者であればどうしても消化能力も落ちるし、胃酸抑制剤を飲んでいる方も多いです。
なので消化に負担がかかりにくい炭水化物中心の食事になりがちです。

そこに経口補水液を水の代わりに飲んでしまうとよけいにビタミンB1不足になり、
脚気のような症状が出やすくなります。

経口補水液はあまりお勧めしたくないアイテムの一つです。

風邪をひいたらどうするのが一番いいの?

風邪をひいた時、薬を飲むのはなぜでしょうか?

諸症状で体が辛いから?

それもあるでしょうが、風邪をひいても無理をして仕事や、学校に行くために薬を使っています。

やっと最近になってインフレンザであれば出勤停止と言われるようになりましたが、
無理して他の人に(通勤途中や会社内)移し放題だったのではないでしょうか?

基本的に風邪をひいたらゆっくり休むのが基本です。

どうしても休めない!
迷惑をかけるのが申し訳ない!

とか思っている人は風邪もひきやすいし、なかなか治りません。

ここからはメンタルの問題(抱えているトラウマ)になります。

反対に遊びに行きたいから休みます!
と言える人は風邪もひきません!

風邪をひきやすかったり、なんらかの病気を持っている人々は
心に何かしらの問題を抱えている場合が多いものです。

心のことは置いといて、
風邪をひいたら

・暖かくしてゆっくり休む
・症状がきつくてゆっくり眠れない場合に薬を使う
(使うときにはできるだけ少ない成分のものを選ぶ)
・抗生剤は使わない
(やむおえず使うときには必ず整腸剤などを入れてお腹の菌バランスを崩さないようにする)
→医療用の整腸剤はを少し多めに取るなど工夫が必要
・食事は取らなくても大丈夫ですが、消化にエネルギーを使いたくないので
(エネルギーは免疫力を上げるために使いたい)できるだけ消化に負担のかけないものをとる
→お出汁、ボーンブロスが良い(水分補給にもなる)
・乳製品(牛乳、ヨーグルト)、お豆腐は避ける(見た目に騙されない)
→乳たんぱくや大豆たんぱくは消化しにくいので腸に負担をかけて、免疫力が上がりにくい
・どうしても仕事や学校に行きたいと思った時、メンタルに問題があると思ったほうがいい
→人は休みが欲しいと思った時、簡単に体を病気にすることができる
・薬の副作用についてはきちんと説明を受ける
→自分には副作用は起きないと思って併用薬の申告もしない患者さんが多すぎる
・薬が病気を治すわけないし、自己免疫力は育てないと備わらない

病気になればとにかくゆっくり休むことが大切です!

薬嫌いの人に多いのですが、自分の免疫力で治す!
と思い込んでいる人がいます。

免疫力は育てないと勝手に備わるものではありません。

免疫力をぶち壊す食生活や生活習慣を送っている人があまりに多すぎます。
【風邪をひいても休めない!】
その考え方自体が免疫力をぶち壊していきます。

風邪をひいた時、薬をどう選ぶか?ではなくて
無理して仕事や学校に行くために症状を軽くしてしまうのはよくありません。

まずは日常的に免疫力を育てる食生活、生活習慣を身につけることです。

・食事が健康の基本!→サプリメントを取るだけではダメ
・ストレスに押しつぶされてないか?
・病気になって仕事や学校を休みたい!そんな気持ちになっていないか?
・体のエネルギー産生不足で動きたくても動けなくなっていないか?
(不登校の原因になります。根性の問題ではない!)

風邪は万病の元です。

薬の副作用でも風邪のような症状が現れることもあります。

市販薬でしのぐのも一つの方法ですが、
受診して重篤な病気でないと診断してもらうのも大切です。

風邪くらいと簡単に市販薬ですませていると
その陰にはとんでもない大きな病気(体もメンタルも)が隠れているかもしれません。

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